身に着けるだけでハッピーになる “レインボー”ウォッチ3選


腕時計も近頃ではレディスウォッチに限らず、色使いが実に豊かになってきました。カラーにこだわれば、時計もガラッと印象が変わってきます。オールブラックなどのモノトーンカラーの時計をはじめ、安定した人気のブルーや今年の流行カラーであるグリーンなど、時計も色で楽しむ時代になってきています。

近年では技術革新によって、ダークトーンより発色の良いカラーや、カラフルな色使いの時計が登場するようになってきました。そして今年は“レインボー”グラデーションのカラフルウォッチに注目です。

カラーストーンを使って時計にアクセントを加えるジュエリーウォッチは珍しくありませんが、さまざまなカラーストーンを使ってレインボーに仕上げることは、カラーウォッチの新しい表現。色相環チャート状に色の違うジュエリーをベゼルにセットしたジュエリーウォッチが今の時代の気分です。

色相環はぶつかり合う反対色や調和のとれる類似色など色の関係性が色の位置から一目瞭然となっています。ファッションにおける色のコーディネートにも参考になり、「私は3時のパープルが好き!」なんていう楽しみ方もあるかもしれません。

アクセサリーとしての魅力が大きいですが、レインボーは奇跡と自由の象徴ですから、とにかく着ける人をハッピーな気分にしてくれる時計といえるのです。

HUBLOT「ビッグ・バン ウニコ キングゴールド レインボー」


見事なレインボーグラデーションに彩られたジュエリーウォッチ。ベゼルには色相環による48個のバゲットカットされたカラーストーンをセッティングしました。そしてダイヤルのインデックス、フランジ部分にまで色相環に対応したカラーストーンをあしらっています。さらにベゼルの外側のケースにまで同様のカラーグラデーションを施し、圧倒的な存在感を放っています。ウブロ独自のキングゴールドケースがベースとなっているので、只者でない迫力を漂わせる1本です。

「ビッグ・バン ウニコ キングゴールド レインボー」。予価970万円(税別)。自動巻き。キングゴールドケース。ケース径45mm。8月発売予定。/ウブロ Tel.03-5635-7055

PARMIGIANI FLEURIER「トリック 1950」


カラーチャートのようにベゼルにカラーストーンをあしらったレインボーウォッチ。バゲットカットされたカラーストーンにはサファイア、ルビー、ツァボライト、アメシストの計3.73カラットを使用しています。隣接する石の微妙な色の違いを見極め、硬度の違うストーンを同じようにセッティングすることは高度な技術が必要なため、見た目以上に繊細な時計であります。ダイヤルにはマザー・オブ・パールを配し、華を添えています。レディスウォッチとしての扱いですが、ケース径が39mmあるので、日本人の腕には男性でも問題なく楽しめるサイズ感です。

「トリック 1950」。599万円(税別)。自動巻き。ローズゴールドケース。ケース径39mm/パルミジャーニ・フルリエ Tel.03-5413-5745

CASIO「MTG-B1000RB」

レインボーウォッチはジュエリーモデルばかりではありません。20周年を迎えたMT-GシリーズはベゼルにレインボーIPを施し、鮮やかな玉虫色のようなレインボーを表現しました。玉虫色とは光線の具合で緑色や紫色などに色が変わって見えることを言いますが、このレインボーIPでは月の光によって現れるルナレインボーを再現し、幻想的なデザインに仕上げています。

※生産終了「MTG-B1000RB」。11万5000円(税別)。クオーツ。SSケース。ケース径51.7mm。

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