“ 近藤 真彦 ” MASAHIKO KONDO

“「良い顔」をした時計を手に自分らしく走り続ける”
僕は時計を選ぶ時に“顔”を見ます。人の生き方や性格が顔に映るように、良い時計は良い顔をしていると感じるから。初めて自分で買った時計もそうでした。デビューして間もない頃、映画のロケでウィーンに行った時に休憩時間にふらりと入った時計店で一目惚れをしたんです。まだ10代で持ってきたお小遣いでは足りなかったんですが、今この時を逃したら二度と出会えないと思って共演していた先輩俳優さんにお金を借りて買いました。もちろん帰国してすぐ返しましたよ。
いつもあまり迷わず買うので計画性がないと言われますが、自分の直感を大切にしています。「サントス ドゥ カルティエ」のスケルトンモデルも良い顔をしていますね。ローマ数字インデックスのかたちにくり抜かれた地板が幾何学的で洗練されている。

CARTIER
造形美が際立つスケルトンモデル
サントス ドゥ カルティエ
スクエアのフォルムとメカニカルなビス留めのデザインが象徴的な「サントス ドゥ カルティエ」は、世界初の実用的な腕時計として誕生。両面スケルトン仕様のこのモデルは、ローマ数字を象った自社製手巻き式ムーブメント「9611 MC」の動きを楽しめるのが魅力。手巻き。SSケース&ブレスレット。ケースサイズ47.5mm×39.8mm。506万8800円。㉄カルティエ カスタマー サービスセンター Tel.0120-1847-00

ブライトリングの「ナビタイマー B01 クロノグラフ 41 ジャパン リミテッド」の顔だちは精悍。それでいてブラックの文字盤の光沢が繊細で上品さも兼ね備えています。どちらも普遍的な美しさがあって長く付き合っていける時計です。時計はモータースポーツと親和性が高いのも魅力。映画『栄光のル・マン』でスティーブ・マックイーンが腕時計を外し、颯爽とレースに向かうシーンがかっこよくて憧れたものです。
アイドルとしてはいつか限界がくるだろうと感じ、違う世界も見たいとレーシングカーに乗ったのが20歳の時。最初はまったく歯が立たなかったけれど、コツコツと実績を重ね、1994年には「ル・マン24時間レース」にも参戦しました。その記念に手にした一日1周だけ回る24時間時計も愛用しています。2001年に自分のチームに立ち上げてからは若手の育成に力を入れています。
今年は「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦。過酷なレースですが、ドライバーが頼もしい顔つきになっていたのが嬉しかった。僕自身も監督として世界で体験したことを持ち帰り、日本のレース界に生かしていきたいと思っています。歌手としては今年の12月にデビュー45周年を迎えます。僕が歌い続けていられるのはずっと応援してくれるファンの方々がいるからだということに幸せをかみしめている。最近は男性や若い人たちもライブに来てくれるんです。歌の力は時代を超えるんだと感じつつ、これからも笑顔あふれるステージをつくっていきたいですね。

BREITLING
シェル文字盤の色彩を愉しむ
ナビタイマー B01 クロノグラフ 41 ジャパン リミテッド
文字盤にブラックマザー・オブ・パールをあしらった新作。天然素材のため同じ模様は二つとなく、光の当たり方によって神秘的に表情を変える。30分計・12時間計・スモールセコンドのクロノグラフや、ナビタイマーを象徴する航空回転計算尺など機能性も充実。日本限定50本。自動巻き。18KRGケース。アリゲーターストラップ。ケースサイズ41mm。317万9000円。㉄ブライトリング・ジャパン Tel.0120-105-707



