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ビッグ・バン”のブレスウォッチ登場!ケース&ブレス統合の“インテグラル”の魅力とは?

“インテグラル”とは英語で「完全に揃った」「統合された」ということを意味する。この言葉を使ったウブロの新作モデル「ビッグ・バン インテグラル」が、ドバイで開催された時計フェア「LVMHウォッチウィーク」で初披露された。

最大の特徴であり魅力はその名称の通り、ケースとブレスレットを同素材でまとめ上げた「ビッグ・バン」では初となる統合型ブレスレットウォッチだ。2005年に誕生し、「アート・オブ・フュージョン」というコンセプトによる異素材の組み合わせで受けた「ビッグ・バン」が、同一素材モデルにチャレンジしたことが興味深い。

ただこれまでメタルブレスレットモデルが一切存在しなかったわけではない。しかし、これほど完璧に、ケースとブレスレットが美しく融合したデザインのものが作られたことはなかった。

そのフィッティングは、他のブレスレットウォッチと比べても、経験したことのないしなやかで軽快な着け心地。そして、ブレスレットを構成するコマのひとつひとつを美しく、かつシャープに磨き上げることで生まれたエッジも新鮮。

ケースサイズもこれまでのケース径45mmからひと回りコンパクトな42mmに。流れるようなフォルムと美しい輝きで、カジュアルはもちろん、ビジネススーツにも完璧にフィット。「ビッグ・バン」史上最も折り目正しく使える1本の登場だ。

ビッグ・バン インテグラル

ケース統合型ブレスレットでドレスウォッチとしても楽しめるクロノグラフ「ビッグ・バン」の最新作。素材はウブロ独自の素材「18Kキングゴールド」と、チタン、セラミックの3種類。すべて自社製フライバック・クロノグラフムーブメント「ウニコ(HUB1280)」を搭載。シースルー仕上げになった表裏からムーブメントを鑑賞できるのもウブロらしい。いずれも自動巻き。ケース径42mm。10気圧防水。予価244万2000円(左/チタン。5月発売予定)。予価264万4000円(右/ブラックセラミック。6月発売予定)。ウブロ 問03-5635-7055

シースルーダイヤルからはウニコムーブメントの特徴であるHの形をしたコラムホイールを見ることができる。

ケース統合型ブレスレットは、サテンとポリッシュ、2つの仕上げを繊細に使い分けてある。エッジ部分の美しさは特筆に値する。

Text:Yasuhito Shibuya

2020年3月『HORLOGERIE』本誌より引用(転載)

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