ローリング・ストーンズ オートマトン-オンリー・ウォッチ2023：イッツ オンリーラブ-アンド アイ ライク イット（それはシンプルに愛で、自分は好きだ）

ジャケ・ドローは、チャリティーオークション「オンリー・ウォッチ（ONLY WATCH）」を設立当時から支援しています。2023年に「オンリー・ウォッチ」に出品されるタイムピースは、子ども達が遊ぶカラフルな世界をテーマにし、ローリング・ストーンズ オートマトンの驚異的な機械によって命を吹き込まれた逸品です。

ローリング・ストーンズ オートマトンに新たな顔を与えたいという思いが、このタイムピースの根底にあります。このプロジェクトの目的は、子ども達を魅了する色彩と動き、そして私たちの中にある「子供」の心を呼び覚ますような、遊び心に溢れる時計を作ることでした。

12時位置のオフセンターの時分表示の下には、中央のディスク上に、ローリング・ストーンズの楽器を配置。初期のレコードや初期のコンサート、初めて破られたタブーが描かれ、ロン・ウッドのギターとチャーリー・ワッツのドラムセットは一目でそれとわかり、ロン・ウッドとキース・リチャードが愛用していたギターが並びます。

各楽器は、ゴールドの塊から手作業で彫金細工が作られた後、色付けされ、ミック・ジャガーのハーモニカは、10分の数ミリ以下で再現されています。この楽器セットは、当時のレコードディスク(LP)を再現した、サテンブラックビニールカラーのディスクの上に配列されています。

このステージを取り巻く2枚目の外周ディスクは、プッシュボタンを1回押すだけで動き始め、1周約30秒でまわり、最大8回転します。ローリング・ストーンズのシンボルである「舌と唇」マークの舌は上下左右に動き、レコードプレーヤーの連節アームとダイヤモンドレコード針を再現したカムによってパワーリザーブが9時位置に表示されます。

文字盤の外周が回転すると、色鮮やかな渦巻きが、子どもが遊ぶ駒のような視覚効果を演出します。それぞれの鮮やかな色は、オンリー・ウォッチ2023の色調に呼応し、天然顔料を用いて、アーティスト達の技術によって手作業で彩色されました。色の並びは完ぺきで、物理的に分離することなく施されています。

文字盤の中央付近では、同じく手作業で塗られたローリング・ストーンズのもう一つの「舌と唇」のロゴが、暗闇に浮かび上がります。それはまるで、子ども部屋のナイトライトを思わせるほのかな光。