“ 工藤 美桜 ” MIO KUDO
“今の自分を刻む時計に大切な想いをつめ込んで”
私にとって時計は大切な人との絆を象徴するものです。学生の頃に着けていた時計は家族からプレゼントされたものだし、父の誕生日には私から時計を贈ったこともあります。その時は自分にも同じ時計を買いました。お揃いの時計を着けていると、同じ時間を共有している気がして安心できるんです。時計はかけがえのない想い出がつまったフォルダのようなものなのかもしれない。
ただ、これまではメンズライクな時計が多かったので、大人の気品をまとうカルティエの時計に憧れを感じています。「タンク ルイ カルティエ」は長方形の文字盤がモダンでかっこいい。一目見た時から赤いお洋服と合わせたら素敵だなと思ってコーディネートを楽しみました。
Cartier
伝統美が凝縮された名作のミニモデル
タンク ルイ カルティエ
丸みを帯びたレクタンギュラーのケースに、ストラップへとつながる水平ライン。三代目当主のルイ・カルティエが考案した「タンク ルイ カルティエ」の革新的なデザインは、アールデコ様式の先駆けとなった。普遍性はそのままにサイズを小さくしたミニモデルはクラシカルながら洗練された魅力を放つ。クォーツ。18KYGケース。アリゲーターストラップ。ケースサイズ24mm×16.5mm。126万7200円。㉄カルティエ カスタマー サービスセンター ☎︎0120-1847-00
「ベニュワール」はなめらかな曲線がとても美しいですね。着けると手元がキラキラと華やかになって「この時計が似合うような女性になりたい」と強く思います。
私は10歳でモデルを始め、15歳の時に『仮面ライダーゴースト』のオーディションに合格して俳優として活動するようになりました。でも、お芝居が好きな気持ちはあるのに、なかなか方向性が見えてこなくて。悩んでいた時に母に背中を押されて受けたのが『魔進戦隊キラメイジャー』のオーディションです。同じ特撮でも『ゴースト』では守られる役だったので、自ら変身して戦いたいと思ったんです。そして20歳でこのドラマに出演し、演じることの楽しさを実感しました。
振り返れば5年ごとに転機が訪れていて、25歳の今年はドラマ『コールミー・バイ・ノーネーム』で初めて主演を務めました。同性を愛する繊細で難しい役でしたが、国内外から反響をいただき、俳優としての幅が広がったように感じています。
「25歳」は立派な大人だと思ってたんですが、なってみるとあまり変わっていない気がします。ただ、少しだけ“大人の女性”を意識するようになりました。だから、今はさまざまな役に積極的に挑戦して自分を高めていきたい。そして、30歳を迎えた時にカルティエのような時計が似合うしなやかな大人の女性になれたらいいなと思います。
Cartier
洗練された曲線に大人の品格が漂う
ベニュワール
カルティエが優美な曲線を描く時計を作り始めたのは1912年のこと。その後、1958年に発売された「オーバル サントレ」ウォッチが1973年に「ベニュワール」と名付けられた。ミニマリズムを追求したこのモデルはケースとブレスレットがエレガントに一体化。小ぶりなサイズ感で可憐な手元を演出する。クォーツ。18KYGケース&ブレスレット。ケースサイズ24.6mm×18.7mm。232万3200円。㉄カルティエ カスタマー サービスセンター☎︎0120-1847-00