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ウルベルク EMC Time Hunter “Stormtrooper (ストームトルーパー)” 精度を“可視化し、調整する”という革新

URWERKのEMC Time Hunter “Stormtrooper”は、機械式時計の精度というテーマに真正面から向き合ったモデルだ。

特徴的なホワイトセラミックの外装は、SF作品スター・ウォーズに登場するストームトルーパーを想起させるデザイン。これまでブラックを基調としてきたURWERKにとって、象徴的な転換ともいえるカラーリングだ。しかし、このモデルの本質は外観ではなく、その内部構造にある。

EMCは、機械式ムーブメントに電子モジュールを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。ケース側面のレバーを操作することで発電し、内蔵された電子回路がムーブメントの状態を計測。テンプの振り角や日差といった精度情報をリアルタイムで表示する。さらに、裏蓋の「Fine Tuning」と刻まれたネジにより、ヒゲゼンマイの長さを微調整し、精度を手動で補正できる。使用状況によって変化する精度を、ユーザー自身が精度を微調整することも可能だ。つまりこの時計は、単に時間を表示するだけでなく、“精度を測り、理解し、調整する”という一連のプロセスを体験させてくれるのだ。

ダイヤルにおいても機能主義が徹底されている。マットブラックのベース上に、各表示は明確に区分され、それぞれ独立した視認性を確保。すべての表示はネオングリーンのスーパールミノバで彩られ、URWERK特有の強いコントラストを生み出している。

メインダイヤルはチェッカーパターン(手榴弾を思わせる意匠)で時・分を表示。1時位置には5秒刻みのスモールセコンド、7時位置には最大80時間のパワーリザーブインジケーターを備え、10時~11時位置には「EM Control」と刻まれたベゼル内側に、精度測定機能を集約。日差は−15秒から+15秒の範囲で表示され、振り角は180〜330度で示される。

EMC Time Hunterは、時計を“完成品”ではなく“進化する装置”として捉えたモデル。機械式時計の未来を示す、極めて実験的でありながら完成度の高い一本といえるだろう。

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