Flora Vol.48 時計と花の美の共演

草花に生命力が湧きだす初夏、発表されたばかりの真新しい時計が店頭に並びだす。躍動感に満ちた優美な花々と共に。

CARTIER
サントス ドゥ カルティエ

左/「サントス」には、自動巻きの「サントス ドゥ カルティエ」とクォーツ&手巻きの「サントス デュモン」という暗黙の棲み分けがあった。そこへ「サントスドゥカルティエ」にクォーツムーブメントを搭載した新作が登場。文字盤のインデックスやミニッツトラックは前者の力強さを残しつつ、二針でデイト表示なしのシンプルさは後者の洗練さを思わせる。ベルトも自分で簡単に交換でき、ケースの厚みもスリムになって選択の幅が広がった。クォーツ。18 KYG×SSケース。ケース幅27×34.5mm。158万4000円。㉄カルティエカスタマー サービスセンター Tel.0120-1847-00

PATEK PHILIPPE
カラトラバ Ref.6196P

右/流麗なラグを持ち、ラウンド型時計の規範となったカラトラバ。この6196モデルは、先代の5196モデルから1mmサイズアップし、最新の手巻きキャリバー30-255PSを搭載してアップデート。ローズゴールドのオパーリン文字盤は、オリジナルカラトラバが誕生した1930年代に流行した色合いでヴィンテージ感もたっぷり。ホワイトゴールド製のオビュ(弾丸)型アワーマーカーやドフィーヌ型の時分針にはブラックで着色した仕様も凝っている。Ptケース。手巻き。ケース径38mm。746万円。㉄パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109

RESSENCE
Type 9 A

左/センターに軸を持つ針はなく、文字盤全体とサブダイヤルのディスクがそれぞれ回転することで時刻を表示するレッセンス。このType9はブランド初のケース径39mmというコンパクトサイズを採用し、ベゼルにはミニッツ・インジケーターを配置。ミニマルで近未来的でもあるアクアカラー文字盤が、独特なメカニズムとそのスタイルを引き立たす。リューズのないグレード5の軽量なチタンケースは、袖にも引っかからず着用感も良好だ。自動巻き。Tiケース。ケース径39mm。233万7500円。㉄DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン メール:cg.csc1@dksh.com

CORUM
アドミラル 38 オートマティック ジャパン リミテッド エディション

右/伝説的なヨットレース、アドミラルズカップにインスピレーションを得て誕生したアドミラルコレクションが今年で65周年。そのアニバーサリーに、ケースと一体設計された5連ブレスレットを組み合わせた日本限定モデルが登場。海をイメージしたブルーダイヤルに、国際海洋信号旗をモチーフにしたアワーインデックスの組み合わせはそのままに、カラフルな大振りの信号旗が大胆に配置されているのが印象的。小型で薄型なケースのサイズ感は今日的なスタイリングだ。自動巻き。SSケース。ケース径38mm。90万2000円。㉄ジーエムインターナショナル Tel.03-5828-9080

Photographs:Noboru Kurimura

2025年6月「HORLOGERIE]本誌より引用(転載)

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