テクノをベースにしながらもハウスやファンク、ガルニエが人生を通して感じて来た音楽
画像引用 : http://www.contacttokyo.com/
いまもっとも熱量が高いもの
いまもっとも熱量が高いもの、それはロラン・ガルニエである。 季節が移ろえば聞いている音楽も変わっていくものの、現在はガルニエのBoiler roomの9/26.2017セットをずっと聴いている。 先日読んだガルニエの自伝「エレクトロ・ショック」はとても好感が持てたし、親近感がとても湧いてしまった。 ガルニエはフランス生まれの現在52歳、職業はDJでありミュージシャンだ。 音楽ジャンルはハウスを始まりとしてテクノへ。レイヴカルチャーの創世記を体験し、世界的なDJの地位まで上り詰めた。
ガルニエはDJという職業ながらフランス政府から芸術文化勲章を授与されている。 音楽をかけるだけと思われがちだったDJという職業に、誇りを持ち、音楽を心から愛し、そしてそれを持って成し遂げて来た功績はとても大きい。 彼は音楽の力を信じているし、音楽によって人々の感情に変化があらわれる事を知っている。 彼が「伝わる」ことを如何に大切にしてきたか、そこには情熱があり、テクニックだけでは片付けられない世界がある。
テクノをベースにしながらもハウスやファンク、ガルニエが人生を通して感じて来た音楽と、観客とのresonanceによる約3時間のセットを聴く事が出来る。 低音の出し具合、エフェクトの掛け方、スムースなミックス、何処をとっても絶対的な安定感があり、大御所故の余裕さえ感じる。 なによりも本人が1番楽しんでいるように見える映像は真実であり、喜びが観客に伝染しているのがわかる。 約3時間のExperienceな時間を楽しんで欲しい!
3月にCONTACT東京にてガルニエの来日が決まっているので興味のある方は是非足を運んでみては如何か?
【Tribe-Laurent Garnier 2018】 日程:3月16日(金) 時間:22:00~05:00 場所:Contact 住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館B2F
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