BASEL WORLD 2018 NEW WATCH FLASH REPORT【BREITLING】
BREITLING
数多くのブランドが新作を発表するバーゼルワールドで、もっとも注目をされたのはパテック フィリップやロレックスやウブロでもなく、間違いなくブライトリングだろう。昨年ロレックスと協業を図るなど、新たなステージを予感させたが、2017年の4月にイギリスの投資ファンドがブライトリングを買収。経営体制を一新するというニュースで世界に衝撃を与えた。その新生ブライトリングのトップには長らくIWCでCEOを務めてきたジョージ・カーン氏の就任を発表。
カーン氏はIWC時代から個人的にブライトリングの株式を事あるごとに買い増していたようで、もともと興味があったようだ。その新体制のもと、1月の上海で行われたワールドプレミアで先行して新コンセプトとコレクション第1弾が発表され、バーゼルワールドで正式にお披露目されたわけである。ブライトリングは航空時計ブランドのイメージが強いが、航空時計は豊かなヘリテージのひとつにすぎず、今後は陸・空・海の3本柱で空以外のジャンルにもスポットライトを当てて、クラシックとエレガンスをプラスしていくという。
しかしとりあえず新生ブライトリング第1弾は、航空時計が中心となった。新シリーズのナビタイマー 8を中心に、新しいロゴを備えたクロノマット、クロノグラフを搭載しない計算尺機能付き両方向回転ベゼルを装備するナビタイマーなどこれまでにないラインナップを揃えてきた。
クロノマット B01 クロノグラフ 44
ナビタイマー 1 オートマティック 38
スーパーオーシャン ヘリテージⅡ B01 クロノグラフ
またスーパーオーシャンにはブライトリングの自社開発製造の自動巻きクロノグラフ「キャリバー01」が初めて搭載された。恒例となっている日本限定モデルは新体制となって、今度の展開は未定とのことなので、限定モデルに気になるものがあったら、今年が最後のチャンスかもしれない。