“ 伊原 六花 ” RIKKA IHARA
“人生のときめく瞬間を時計に込めて”
私がいつも心に留めているのは「丁寧に暮らすこと」。例えば、朝は南部鉄器でお湯を沸かし、自分で豆を挽いてコーヒーを淹れています。それから部屋を飾る観葉植物やお花に水をあげる。そうやって好きなことに少しだけこだわるようにしたら、生活や健康に関する知識が増えたし、心に余裕がもてるようになったと思う。
物に対する意識も変わりました。以前はあまり深く考えずに買っていたけれど、最近は上質で心地よい物を選んでいます。時計もその一つで、今の自分より少し背伸びした時計を着けようと思うようになりました。手元にその存在を感じると、この時計が似合う人間になりたいと前を向くことができるんです。
今年25歳を迎え、大人への一歩として手にしたいのは心ときめく一生ものの時計。だから今回の撮影もとても楽しくて。カルティエの「ベニュワール」は女性らしい優雅な曲線が素敵。ブレスレットタイプなのでジュエリー感覚で着けられるのもいいですね。
Cartier
シンプルなラインに美しさを宿す
ベニュワール
カルティエで初めてオーバル型の時計がつくられたのは1912年のこと。その流れを汲む「ベニュワール」は優美なフォルムに長い歴史のなかで培われてきた気品が漂う。ケースとブレスレットが一体化したこのモデルは、カルティエが追求する無駄を削ぎ落したラインを見事に昇華。エレガントなローマ数字インデックスも健在で手元を知的に彩る。クォーツ。18KYGケース。ケースサイズ31.4mm×23.1mm。279万8400円(予定価格)11月発売予定。㉄カルティエ カスタマー サービスセンター☎0120-1847-00
「タンク ルイ カルティエ」は華奢でかわいいのに存在感もある。洗練されたデザインで着けると気持ちが高揚して、やっぱり上質な時計からはパワーを感じます。
ダンスがきっかけで今のお仕事を始めましたが、小さな頃からダンスも舞台も映像作品も大好きで、多方面で活躍できる俳優になりたいと思っていました。だから、20代のうちはジャンルを問わず、演技以外のことも何でも挑戦しようという気持ちで取り組んでいます。人との出会いも大切にしていて、私の知らない世界の話を聞くのがとても楽しいし刺激になる。
私の胸にはいつも、中学の頃にダンスの先生に言われた「時間は有限、努力は無限」という言葉があります。人生を楽しくするのは自分次第。だから、時間の限りお仕事も会話もたくさん重ね、その中で自分がときめくものを見つけて追求していけば、いつか強みになると信じている。そんな私のかけがえのない時間を刻んでくれる時計に早く出会いたいなって思います。
Cartier
小ぶりなフェイスにメゾンのエスプリが薫る
タンク ルイ カルティエ
創業者の孫で革新的な時計を世に送り出してきたルイ・カルティエが自ら愛用した「タンク ルイ カルティエ」。2024年は現行よりミニサイズのモデルが登場。丸みを帯びたレクタンギュラーのフォルムはそのままに、従来のレイルウェイミニッツトラックをシンプルなラインに替えたことでよりクラシカルな印象を醸している。クォーツ。18KYGケース。アリゲーターストラップ。ケースサイズ24mm×16.5mm。120万1200円(予定価格)11月発売予定。㉄カルティエ カスタマー サービスセンター☎0120-1847-00